ボルダリングは最低限の保持力がついてからが面白い
こんにちは。花粉症で鼻のどの調子が良くない店長です。。。
花粉の影響が少ないと言われている北海道ですが、函館周辺では杉が植林されていて、普通に花粉が飛んできますね。。。
今回の記事は、ジムで登った経験が2,3回までの初心者の方向けの記事になります。
コンテンツ
ボルダリングで最も重要な要素は筋力?
よく、
ボルダリングは筋力(腕力)じゃない
と書いている記事があったり、言っている人がいますが、
私はそれはウソだと思っています。
難しい課題を登る為には、色々な要素を備える事が必要です。色々な要素とは、技術、柔軟性、強いメンタルなどで、筋力ももちろん必要です。
強いクライマーの体形を見てみても、筋肉が無い仙人的な人は1人もいなくて、それぞれの対角に応じた必要な筋力を持っています。
例外的には、
何年もボルダリングを止めていた方が(筋力がないのに)数年ぶりに登ってもある程度登る事が出来る、
という事があり、
これが前述の
ボルダリングは筋力じゃない
という事を肯定しているかのように思えます。
しかし、こういった人がある程度登れるのは、一度はボルダリングに必要な最低限の筋力を持っていて、その筋力を使って登る感覚を養ったからです。
うまく登る感覚を養うためには、少なくとも一度はある程度の筋力を付ける必要があると思います。
ボルダリングジムにはどれくらいのペースで通うべきか
前述の、
上手く登る感覚を得るための最低限の筋力
をつける為であれば、週1回程度のジム通いでも十分養う事ができます。
最低限の保持力が付く事で得られるメリット
持てるホールドが増える
当たり前のことを言っていますがこれは結構重要です。
初心者の頃、
こんなホールドモテるようになれるわけない…
と思っていたホールドがどんどん持てるようになる。
自分が初心者だった頃、これは快感でした。
ボルダリングを続けるモチベーションになっていました。
そういう意味で、
最低限の保持力を身に付けるという事は、ボルダリングを続けるためのスタート地点に立つという事
なのかもしれません。
冷静になれる
初心者の登りを見ていると、最大筋力を発揮させようとして脳が興奮状態になってしまい、
ムーブがむちゃくちゃになっていたり、
足置きが雑になっていたりする事が多いです。
実は、初心者が課題を落とせない原因として多いのは、そのために必要な筋力が無いからではありません。
上記二次的に発生した要素が原因であることが多いのです。
ここで保持力がついてくると脳が冷静になりやすくなります。
そうすると、ムーブや足置きが丁寧になり、課題を落としやすくなる事はお分かりいただけるのではないでしょうか。
まとめ
2,3回ボルダリングジムに通ってみて、その筋肉痛の酷さからか、止めてしまう方は少なくありません。
しかし、ボルダリングは最低限の保持力がついてからが面白いのです(筋肉痛も弱くなっていきますし)
私は、みなさんにその面白さを感じていただきたい、そのために最低限の筋力をつけるところまでは試していただきたいな、と日々思っています。